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vision

郊外型中心市街地の持続可能な在り方とは??

竹田空き地戦略本部は、2019年10月に竹田市中心市街地の持続可能性について、議論とフィールドワークを行った「竹田クリエイティブディスカッション」がきっかけとなり生まれたプロジェクトです。このプロジェクトでは、オランダ、日本の建築家、公共不動産ディレクターなどの専門家、竹田のまちづくりに関わる方々と行いました。竹田市の中心市街地は、過去20年で約2,000人の人口が減少し、現在1,000人程度の小規模な中心市街地となっています。空き家、空き地が増え続けまちの景観が荒廃していくことが懸念されています。

昭和の時代に人口が急増したエリアでもあり、緑地帯が少ない、浄化槽の普及率が低いなどインフラ的な課題もあることから、空き地を活用しながら、郊外にある小規模な中心市街地の持続可能性について、実践的研究を行うことを前提に、プロジェクトとしてスタートしました。

PROJECT

since2019

空き地を借りてみる、ところから始まる

2020年8月に空き地マッピングパーティ を企画し、竹田市の中心市街地(城下町内)の空き地を、調査したところ、100か所以上の空き地が存在することがわかりました。

2020年12月に、株式会社 地域科学研究所と大分大学工学部柴田研究室ゼミが、「空き地活用による持続可能な中心市街地の在り方に関する連携協定」を締結して、竹田市の中心市街地に1つの空き地を借りました。

その空き地を「竹田空き地戦略本部」と名付け、実際に空き地活用の実証的な取り組みを行いながら、空き地を使ったコミュニティづくりへの活用実践を行っています。

空き地を実際に活用してみて分かったことは、意外に自由度が高くコロナ時代でもあるため、屋内より、比較的人が集いやすい空間であることから、コーヒースタンドショップや、やきいも屋さん、野菜の販売などいろいろな活用が可能であることがわかってきました。このような空き地のつかいかたを「竹田空き地レシピ」として、使いかたを大家さんやまちの人に広めていきたいと思っています。

COMMUNITY

私たちは、まちをつくるという感覚で、持続可能性のある郊外の中心市街地を作っていきたいと思っています。

空き地の活用実践をによる空き地レシピづくりの活動は、小学生、高校生、家族の方々、物件オーナーや不動産会社、NPO、行政など、さまざまな当事者の皆さんのつながりを育む大切な取り組みです。空き地戦略本部を通じて生まれたコミュニティが、大きな力になり、まちを豊かなものにしていくと信じています。 

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